古い話をすると「オジサン!」と言われるからイヤなんだけどw、
20年くらい前のテレビドラマには、登場人物がいきなり「ボストンに留学する」というお話が結構あったものでした。
「やまとなでしこ(2000)」しかり、「恋を何年休んでますか(2001)」しかり。
「恋を何年…」なんて、後半では黒木瞳サンと彼氏がボストンに引っ越して来ていて、そこへ小泉今日子、飯島直子の二人が遊びにやって来るという内容でしたから、背景にはこの街の様子がきれいに映っていたのを覚えています。
(余談ですが、僕も時々行くある和食レストランが、黒木瞳サンの「アルバイト先」として撮影に使われていました。「俺も通行人役でもいいから使って欲しかったな~」なんて思ったりしたものですが)
しかしそれより以前のテレビドラマなどでは、
(彼女)「ゴメンね。実はアタシ、来月アメリカに留学するの」
(彼氏)「ええ~~~~~っ!!」
…..なんて時には、行先は大体ニューヨークやカリフォルニアと決まっていたものです(多分)。
まあ、「ワイオミング州に行くの」って言われても「どこ?それ」だしね。
そしてこれらのドラマあたりから、ボストンもその仲間入りをするようになった様です。
知名度もちょっと上がったかな、って感じで。
そうやってボストンがよくドラマに使われるようになった理由のひとつに、ここが全米屈指の「学問の街」であるから、という点があげられると思います。
ボストンだったら留学先としても恰好がつく、という。
あと、毎度毎度ニューヨークだカリフォルニアだでは、ワンパターンで芸が無いぞ!という部分もあったのかもね。
さて、実際この街には実に多くの大学がありまして、かの有名なハーバード大學やマサチューセッツ工科大学をはじめ、ボストン大学、タフツ大学、マサチューセッツ州立大学。芸術系ではミュージアムスクール(ボストン美術館付属大学)、ニューイングランド音楽大学、バークリー音楽大学などなど、ざっとボストン周辺だけで60校以上もの大学が、雁首揃えて皆様(とその学費)をお待ちしている訳です。
またマサチューセッツ州全体をみても、いたるところに優秀な大学が数多くありますし、その中でもボストンでは「人口の三分の一が学生」などとまで言われています。
現在ボストン市の人口は約69万人ほどですが、確かにそういわれても納得するほど若い人たちが目立ちます。
なんたって市内の平均年齢が30歳前後….という若さですからビックリ!
ご存じの方も多いと思いますが、アメリカの大学の学費というのはもう非常に高いものでして、一年間分だけで4~5百万円かかったりしますから、親御さんが出すにしろ、生徒が学生ローンを組むにしろ、まあエライこっちゃでございます。
しかし一方で「大学院」の方は、学費免除どころか生活費まで支給されるケースが多いですから、「大学は日本で。大学院からアメリカ」という流れの方が経済的には賢い選択なのかもしれません。
さてさて、それではここで、ボストンに数ある大学の中から代表選手として、この記事のタイトルになっておりますハーバード大学の紹介動画をちょっとご覧いただきましょう。
「世界の大学ランキング」では常に一位を争っているような、アメリカを代表する超名門大学で、正確な所在地はボストンではなく、お隣のケンブリッジ市。
創立は1636年で、日本では徳川家光の時代でした。
1630年にイギリスから清教徒たちが新天地を求めてボストンにやって来た、その僅か6年後に誕生した「アメリカ最古の大学」です。
これは昨年(2020年)8月に僕が撮って、前編後編のふたつに分けたものですが、なんとなくキャンパスの雰囲気は伝わるでしょうか。
コロナ騒ぎで学生がほとんどいないのが寂しいですが (^^);
【後編に続きます】
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