街のあちこちに「壁アート」

ボストン生活

ボストンといえば、ボストン美術館やボストン交響楽団、またはボストンバレエなど、芸術関係を真っ先に思い浮かべる方も多いと思います。
実際、この街を訪れる第一の目的が芸術鑑賞であるという旅行者も多いですし、上記の他にも科学博物館、コンサート会場、ジャズクラブなど「鑑賞して楽しむ場所」がたくさんあるのがボストンの嬉しいところ。

さて、この写真をちょっと見てみて下さい。

 わはは。コレなんだと思います?
 今度はもっとアップでドン!!

これはボストン市内の一角にある建物の、その壁を飾っている「作品」でございます。

いや、実は僕もこれが誰の作品なのか全然知らないんです。
大家さんがアーティストなのか、あるいはここはお店で、これが看板がわりなのか。

ボストンの街を歩いていると、この手の「建物の外壁に描かれた作品」を実によく見かけます。
さすがは芸術の街。
僕はこれらを勝手に「壁アート」と呼んでいるのですが、今回はこの壁アートのご紹介といきましょう。

なにもキャンバスの上に描くものだけがアートではないですからね。

それでは早速いってみましょう! まずはこちらから👇

 可愛らしいでしょ! よく見ると何が描かれているかがだんだん分かってくる、という感じかな。

 お次はこれ!

 これは街角というか、ホントに「角」にありますけど、ちょっと抽象的な感じが良いですね。

 んで、次はこれ。

 これは、わりと下町チックな街の一角にある、廃工場の壁に描かれたもの。ミュージシャンの絵ですね。
 ボーボーに伸びた草木がちょっと物悲しいかな。

 そしてコレ。

 一見すると車道の様だけど、これも壁に描かれた絵。
 けっこうリアルでしょ!

 今度は女性の絵。

 これは結構お気に入り!です。
 ボストン美術館のすぐ近くにあって、この絵の前を通る時にはつい見入ってしまって。
 女性の顔と髪のコントラストが良い味だしてるなあ。

 続いては「鳥」ですが、ここに人が立つと「天使」になります。

 この絵を斜めから見ると、こうなります👇

 これはかの名門ハーバード大学の生協(キャンパスショップ)の壁に描かれていて、ちょうど真ん中に人が立つと天使に。高さも丁度良いんだよね、写真撮るのに。
 ここで両手を組んでお祈りの様なポーズを決めて撮ってた女の子を何人も見たなー.

 さてさて、お次はこちら。
 これは絵画ではなく、街の名前をデーーーン!と書いたものです。

 「Dorchester / ドーチェスター」というのは、ボストン市の南側にあって、かつては治安の面ではあまり感心しないと言われていたエリアの名前です。
 これはそこにある大きなショッピングモールの建物で、僕はかつてこの街にも数年間住んでいたことがありました。

 そして、僕の一番のお気に入りは、こちら!

 とある銀行の壁に描かれているモノで、アップにすると…..。

 これ、何が可笑しいって、基本的な構図がメッチャクチャでしょ!?
 遠近法もクソもあったもんじゃなくて、なんか眩暈がしてきそう。
 三塁手なんて二階から見下ろしちゃってるしね。
 見てるこっちも、つんのめっていーのか仰け反っていーのか分からん!!という。

 おまけにこのバッター、このあとキャッチャーと審判の脳天直撃だもん。

 いやー、絵画って本当に良いですね!

 さて、それでは最後に壁アートではありませんが、街で見かけた「オブジェっぽいもの」をふたつほど。

 これはボストン郊外の「ケープコッド」という海辺の観光地で見かけたサメ君です。
 もちろん作り物!

 ちなみにこのケープコッドには近年、映画ジョーズでお馴染みの人喰いサメ、ホオジロザメが出没し、遊泳禁止になったりしてます。
 証拠写真はこちら👇

 怖いですね~!

 えー、それでは最後の最後に、同じ海洋生物でもサメみたいに怖くないヤツをご紹介して終わりとしましょう。
 ボストン、そしてニューイングランド地方を代表する美味しい海の幸といえばこちら!
 ロブスター🦞 です💛💛💛

 ……….あんまり美味しそうじゃない? 
 ゴメンね💦
 漁師町にある、大きなシーフードレストランの店先のオブジェなんすけどね。
 ちょっと微妙だよね。
 まあ、コレも街角アートの仲間に入れてあげて下さい。

 ということで今回はこの辺で。
 いつもお立ち寄り頂き有難うございます!


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