前回のグリーンラインに続いて、今回はレッドラインの登場です!
まずは簡単にこの地下鉄の歴史をご案内してから、次にこのレッドラインとグリーンラインを乗り継いで、「ハーバード大学駅」から「クーリッジコーナー駅」(人気の住宅街)までを移動する様子を動画でご紹介してみましょう。
ボストンを走る四種類の地下鉄のうち、一番最後に開通したのがこのレッドラインでして、1912年の3月でした。
1912年と言えば、日本では明治45年で、大正元年に変わる数カ月前のことです。
当時すでに日本でも貨物用の地下鉄は走っていましたが、旅客線の開通は1925年でしたから、もう少し先の話ですね。
あ、それから、このレッドライン開通の直前に起こった大事件が、あの(ディカプリオも海に沈んだ)タイタニック号の海難事故でした。
各ラインの開通年は以下の通り。
グリーンライン 1897年
オレンジライン 1901年
ブルーライン 1904年
レッドライン 1912年
つまり、日本の明治時代には現在の地下鉄が4線とも開通していた訳ですね。
このレッドラインはボストン地域を南北に通っていて、車両の形も路面電車みたいなグリーンラインに対して、こちらは6両編成の「普通の」電車の姿をしています。

そして現在の運賃は、全ての路線が2ドル40セントで、乗り換えも自由。
隣の駅で降りても終点まで行っても同額です。
でも、日本の地下鉄と比べると、車内の騒音は大きいし(ヘッドホンステレオが聴きにくい)、揺れも大きく、快適性では劣るようです。
実は25年くらい前にかなり改善がなされたんですけど、それでもまだ日本の勝ち!といったとこでしょうか。
それでは動画をいってみましょう。
「普通に地下を走るレッドライン」と「途中から地上を走るグリーンライン」のコントラストを感じてもらえるでしょうか。
ルートは以下の通りです👇
【レッドライン】ハーバード駅 →→→ パークストリート駅
(乗り換え)
【グリーンライン】パークストリート駅 →→→ クーリッジコーナー駅
いかがでしたでしょうか。
ニューヨークの地下鉄なんかは路線の数も多く、複雑に入り組んでいる感じがあって、僕は地下鉄マップが無いと不安で乗れないのですが、対してボストンの方はいたってシンプルで乗りやすいのが有難いです。
この地下鉄やバスのお蔭で、大抵のところへは車無しでも不便なくお出かけ出来るボストン。
「Walking City 」「Walking Town」と呼ばれるこの街の大切な足の姿をご覧いただきました。
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余談ですが、僕は以前にこの地下鉄のある駅で、うっかり「回送電車」に飛び乗ってしまい、そのまま車庫まで連れていかれた事があります (^^);
まあ、地下鉄職員でなければ行けないところに行き、見れない物を見たんだから、結果オーライかなとも思いますが、まあ焦ったというか笑ったというか (^^);
近くその時の様子もこのブログでご紹介いたしましょう。
僕を助けに来た職員さんは「この事、あまり人に言わないでね」と言ってましたが、まあもう時効かな、と。
それに「書かないでね」とは言ってなかったし~。(←最低!)
それではまた!
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