アメリカのマンションってどんなの?【住まいを探す①】

ボストン生活

皆さんの中で「マンション」に住んでいる方って、いらっしゃいます?
「庭付き戸建て」も良いけど、防犯やメンテの面でマンションにも色々なメリットがありますよね。

さて、ところが、です。
もしアメリカの人に、
「I bought a mansion (マンションを買ったの)」
「I live in a mansion(マンションに住んでるんです)」
と言ったとしたら、いま相手の頭の中にはどんな画像が浮かんでいるでしょうか?

多分こんなのが描かれている筈です 👇

いやいやいやいや! ちょっと待ってくれ、と (^^):
これ、ウチじゃないし! なんでこーなるのよ? って思いますよね。

え、思わない?
ホントにこういうお宅に住んでらっしゃる?
あ、これはどーも失礼しました💦


えー、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、英語では「マンション」は「豪邸」っていう意味でして、日本語の「マンション」も「アパート」も、英語では全部「Apartment / アパートメント」になります。

あるアメリカ人のビジネスマンが、一年間の契約で日本での勤務を打診された時に、「住まいはこちらでマンションを用意するから」と言われ、「すっげー!VIP待遇じゃん \(^o^)/」と大喜び。
ところがのちに物件の写真を見せられて目が点!
「開けてガッカリ玉手箱」だったというお話を聞いたことがあります。

こういう風に、同じ単語の意味が日米でまるで違う!っていうことは実によくありますよね。
例えば「Naive / ナイーブ」なんかもそのひとつですし。


ちなみに、ボストンから車で南に1時間少々行ったところにニューポート(ロードアイランド州)という素敵な街がありますが、ここには「本物のマンション / 豪邸」が群れを成して建っております。
その豪華さたるやもう…..。

「どれどれ?」という方はコチラをどーぞ。

さてさて、それでは今回から数回に分けて、「アメリカで住まいを借りるときのあれこれ」をご紹介してゆきたいと思います。
まず今回は、物件を探すときの基本情報からいってみましょうか!



物件のサイズごとの名称は?

「1 DK」とか「2LDK」などを英語ではどう呼ぶのかは、以下の通りです。

*ワンルーム → Studio (スタジオ/ステューディオ)
*1LDK → 1Bed room
*2LDK → 2Bed room

「ツーエルディーケー」とか言っても通じません💦


【敷金、礼金は?】

*敷金 → Security deposit (セキュリティーディポジット)
 通常は家賃一か月分で、退居時に修理が必要ならここから支払われます。残りは返金。

*礼金 → 無し
 不動産業者を通して探した場合はその手数料が発生しますが、大家さんへの礼金(返金されないお金)はありません。少なくとも僕は一度も聞いたことが無いですねー。


【入居の契約時に必要なものは?】

最初のひと月分の家賃 + 最後のひと月分の家賃 + 敷金(First month rent + Last month + Security deposit) ……というふうに家賃3か月分の場合が多いですが、敷金は無しというところもありますし、「最後のひと月分も要らないよ」というのもあります。
逆に4か月分請求されるところもあったかな。


【光熱費】

電気代、ガス代、冷暖房費、水道代などが家賃に含まれている場合と、別途支払う場合があります。もちろん全部込み込みの方が有難いのは言うまでもありません。

僕は学生時代に家賃$160という、奇跡の様に安いアパートに住んでいたことがありましたが、そこはさらに光熱費も込み。
しかも、古くて暖房の調節機が壊れていたので、冬中暖房つきっぱなし!
外が大雪だろうがマイナス20度の極寒だろうが、全部の部屋も廊下もキッチンもバスルームも24時間常夏の国💛
時々暑すぎて、窓を全開にして外の大雪を眺めていたこともありました。
地球に優しくないことこの上なし!


【その他、備品など】

有難いことに、賃貸物件には基本的に冷蔵庫が必ず付いています。だから買う必要無し!
洗濯機+乾燥機、食洗器、駐車場などの有無はそれぞれで、物件の広告には「コインランドリーがすぐ近くにあります」「駐車スペースは別料金で毎月$100」など、詳細が記載されています。

また、忘れちゃいけない注意点が、ペットを飼えるかどうか、です。
これも物件広告に「犬、猫、不可」「猫は可。犬不可」などと書いてありますし、ルームメイト募集の住居に入る場合は「すでにトイプードルが二匹います」「猫が3匹いるのでアレルギーのある方は不可」などと書かれてたりします。

余談ですが、僕は昔、部屋でウサギを2年ほど飼っていました。ところが庭にサークルを作ってそこで買う様にしたら、アライグマに食い殺されてしまいまして ( ;∀;)
ボストンって野生動物がけっこう出るんです。
また、後に今度はフェレットを飼ってみたのですが、体質的にイタチ科の動物にアレルギーがあった様で、夜中に心臓がバクバクいいだして (><) 、泣く泣く一週間で返品、お別れでした。


それでは次回からは、僕が実際に新聞やネットの広告を見て物件を探したときの様子などをご紹介してみましょう。

いま数えてみたら、僕はボストン生活で計16か所の住まいに住んだ様ですが、そのほとんどがルームメイトとの生活でした。
まあ実に実に色々なことがあったモンでしたが、それらについてもまた是非! (^^)v

それではそれでは!



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