「アメリカの広大な大地を車で走ってみたい」
「 地平線までまっすぐに続いている道を走り続けたい」
… という憧れを持つようになったのは、いつの頃だったでしょうか。
「銃社会」であると同時に「車社会」でもあるアメリカに渡って数年。
平日は学校に通い、週末はバイトでカツ丼なんぞをせっせと作っているうちに、「あれ、俺何か忘れてね?」とかいって思い出したのがこのアメリカでの運転。
そうだ!やろう!やりたいことは今やろう!
まだ車は買えなくても、せめて免許だけは取っちゃおう。
ということで、漠然と「いつかそのうち」と思っていたことの、最初の一歩を踏み出すことになったのは90年代のはじめ頃でした。
こんな風景を思い浮かべながら、です。👇
さーて、この運転免許ですが、さすがはアメリカ合衆国!各州がそれぞれの免許を発行していて、筆記試験も実技試験も、さらには免許証のデザインまで違います。
僕が取るのは、住んでいるマサチューセッツ州の免許。
その手順はというと….、
① まず「自動車管理局(Registry of Motor Vehicles)」に行き、筆記試験を受ける。
② 合格したら路上テストの予約を取る。
③ 路上テストに受かったら免許の交付を待つ。
とまあ、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、これがけっこー驚きの連続で …。
★まず、筆記試験の問題がたったの10問しかない!
後に設問数は増えたのだけど、それでも僕が知っている限りでは20問。
日本のように仮免で50問、本試験で100問(僕が取った頃はね)なんてのを受けさせられた身としては、これはもう到底信じられないような少なさ (^^);
★次に、自動車教習所というものが無い!
個人経営のドライビングスクールというものはあるんです。
そこに頼むと指導員が練習用の車で迎えに来てくれて、その辺の一般道で運転の練習をさせてくれます。
でも練習場を備えた学校というものが無いので、筆記試験に受かって仮免をもらったら、練習はそのまま一般道でやっちゃいます。
条件はと言えば、横に運転歴1年以上の人が乗っていればOK!
ウソみたいでしょ?
ホントなんですよ。
★そして路上試験は、免許を持っている人に自動車管理局まで一緒に来てもらい、その人の車を使って行います。で、助手席に乗って試験をするのは州立警察の警察官!
こういうヤツだ 👇
とゆーわけで、日本とは何から何まで違う運転免許制度に戸惑いながらも、やって来ました試験会場!
んで、ここでさらにブッ飛んだのは、この筆記試験をなんと「日本語で受けられる」ということでございまして、これはもう何かの冗談としか思えない (><);
いいの?ホントにいいの?
じゃあ受けちゃうよ、日本語で。
… で、ワタシ日本語で受けまして、この試験に落ちました💧
【続く】
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