車の運転で一番避けたいことは「交通事故」ですが、最近ではその他に「煽り運転」なんていう嫌なものも問題になってますね。
で、もうひとつ「警察に止められること」も、なかなか気分の良くないものでございまして。
キップを切られれば罰金払わなきゃいけないし、保険料は上がるしで、これも出来れば避けたいところ。
今回から数回は、アメリカで運転していて「警察に捕まったこと」にまつわる思い出、出来事をいくつか書いてってみましょうか。
ダラダラととりとめのない内容になっちゃいそうで恐縮なんですが。
【違反車の止め方がちょっと違う】
日本で運転中にとっ捕まったのはもう35年も前が最後ですから、ちょっと記憶が曖昧なんですけど、警察が違反車を止める時のやり方も日米ではいくらか違いがある様です。
日本だとまずパトカーの赤色灯を点けてから「前の運転手さん、左に寄せて停まってください」とかなんとか言うと思うのですが、アメリカだと言葉での指示は無し!
テレビなどで見かけることもあると思いますが、あのアメリカンポリスのパトカーのド派手な赤と青の赤色灯(赤青色灯…とでも言うのかな?)が目に眩しいくらいガンガン点滅して、こちらがそれに反応しないとスピーカーから「ビビーーーー!」「キュイーーーッ!キュイーーーッ!」と物凄い音で「停車するよう促され」ます。
こちらが路肩に停まると警官がやって来て、何故止めたのかを手短に伝えてきますが、まあこの辺は日本と同じですね。
ちょっと違うのは、このあと警官に「免許証」と一緒に自動車の「登録証(Resistration)」 の提示も求められることで、この登録証は2年ごとに更新して必ず車の中に入れておかなくてはいけません。
そのあと運転手の情報(他に違反は無いか、免許証は有効であるか等)を無線で警察に確認をしてから運転手に罰金額などが伝えられます。
その処分に納得して支払う意思がある場合は、手渡された封筒に支払いの小切手などを入れて郵送する、と。
しかし、もしその処罰に納得できず異議がある場合は、2週間以内に異議申し立てする旨を記入して郵送すると、後日裁判所に出廷する日時が伝えられてきます。
僕は確か3回ほどこの異議申し立て (Appeal) をしたことがありました。
これは慣れないとちょっと緊張もしますが、要は裁判所に行き、違反キップを切った警察官も立ち合いの元、お互いに正当性を主張して罰則の内容を見直す訳です。
僕はコレで違反がチャラになった事もありましたし、 V(^^)V ヤター!
そうはならずに減刑だけで終わった事もあります。
まあ、これについてはまた後ほど詳しくお伝えすることにしましょう。
【警官の英語が分からないフリをして見逃してもらう】
これね~、ホントにやったヤツがいるんですよ💧
僕の友達にも4人ほど。
大した度胸だと思いませんか?(^^);
ある友達は、バイパスの入り口あたりでパトカーに止められた時に、徹底して英語が分からないフリを貫いたといいます。
警官「ここは右折禁止なんだよ」
友達「….. パードン?(なんですか)」
警官「免許所と登録書を見せなさい」
友達「….. メイビー!(多分そうでしょう)」
警官「おい、分かってるのか?」
友達「オー、サンキュー!」
会話になってない💧
そのお巡りさんはメンドくさがりな人だったらしく、「もういいから行け。気を付けるんだぞ。」といって解放してくれたんだとか。
また別の女性の友達は高速道路でスピード出し過ぎて捕まって、警官に「君はいま何マイル出してたのか分かってるのか?」と聞かれた。
そこは高速90号線だったのだけど、そのとき彼女はそれを表す「90」と書いてある青い標識を指さして「That ! that !(あれ!あれ!)」を繰り返してみたという。
「だって制限速度は90マイルって書いてあるでしょ?」と、知らなかったフリをしたわけです。
90マイルって、時速145キロだぞ!
そんな出して良いわけないじゃん。
結局、可愛らしいニコニコ笑顔で芝居を続けているうちに、この友人も「しょーがないなあ….」という風に見逃してもらえたそうで。
いやいや、どっちも僕には到底できない芸当だわ💦
でもこれらはかなり昔の話で、後にはこういう手は全く通用しなくなったという。
最低限の英語が理解できずに運転をすること自体が「許されなく」なった、ということですね。
….. 当たり前だよ。
【続く】
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