さて、運転免許は取ったものの、当時の僕にマイカーを買うお金がある訳もなく、しばらくはいわゆるペーパードライバー、
それでも免許証を持っているだけで「オレはアメリカで車の運転が出来るんだ!」という、何やら誇らしい気持ちになれて嬉しかったものでした。
しかし、せっかくの免許を眠らせておくのも勿体ない!… ということで、
はい!借りて来ましたレンタカー!
こいつを使ってちょっと郊外の観光地まで遊びに行こう \(^o^)/
日本でもレンタカーを使う機会はほとんど無かったので、ちょっと緊張しながらいざ出発。
で、実際に走ってみて驚いたんだけど、
アメリカってウインカーとワイパーのスイッチが日本とは左右逆なんですね!!
んなコト免許取ってから気付くんじゃねーよ!ってなモンですが、そういう車内装備や路上の交通標識の違い、さらには「車が右側通行であること」までが自分には新鮮で、友達と一緒にあーだのキャーだの言いながら夢中で走ったモンでした。
後に自分の車を買うまではこうして時々レンタカーや友人の車を使ってドライブをしましたが、それにしても驚いたのはアメリカにおける「車の維持費の安さ」です。
ちょっとその驚きの数々を以下に書いてみますと ….。
【ガソリンが安い】
アメリカではガソリンの販売単位が「リットル」ではなく「ガロン」で、1ガロンは3.8リットル。
その3.8リットルものガソリンがその頃は(もうハッキリ覚えていないのだけど)1ドル90セントくらいだったから、1ドルを100円で計算すると …..
リッターあたり50円!!
これはもうバカ安としか言いようがない💧
さすがは車社会の国。
まあ後に値段は上がったり下がったりもして、現在は大体1ガロンが$3.5くらいだから、リッターあたり大体92円。
それでも十分に安いよね。
ホントお財布に優しい 💖
しかしこの感覚に慣れてしまうと、日本の友達から「こっちじゃ一回満タンにすると7000円はするぞ」とか言われてビックリしたりして。
これは帰国した今でも変わらず、ガソリンを入れる度に「オレはこんなにお金を使って良いのだろうか ….」と軽く罪悪感を感じてます。
治らないんだよな、この感覚が💧
【高速道路が安い】
これも凄いですよ~~!
ぶっちゃけ、高速道路はそのほとんどが無料です。
例えばボストンからニューヨークまで走ると、その距離は大体「東京⇔新潟」とほぼ同じです。
え!それじゃよく分からない?
では「東京⇔名古屋」とほぼ同じ、と書けば分かるかな。
ちなみに僕、新潟出身なんですけどね。
その約300キロの高速料金が無料です!
近道をして有料高速を使っても数百円しかかからない。
この安さにはいろいろな理由がある様です。
まず日本の高速道路はほとんどが地上より高いところを走る「高架式」ですが、アメリカは地面の上にそのまま作られています。
これは狭い国土の7割が山!である日本の辛いところですね。
トンネルの数も多くなりますし、当然その分だけ余計に建設費がかかりますから通行料も高くなるというもの。
他にも、元々は「建設費を全て通行料金で回収し終えたら無料化」としておきながら、後に「やっぱり無料化は2115年から」に変更されたという、笑っていいのか呆れていいのか分からないようなお話もありますね。
しかしまあ、約300キロという同じ距離を走るのに、ボストン⇔ニューヨークが0円で、東京⇔名古屋が7320円って、どうしても納得がいかない ….。
だから出来るだけ一般道を使って移動してしまうワタシです (^^);
さて、次は「車の車検の安さ」についてですが、皆さんは毎回の車検代が「4000円程度」って聞いたら驚かれます?
いや、これ本当なんですよ。
【続く】
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