それではいきなり問題です!
「世界で一番最初に地下鉄が開通したのはどこでしょうか?」
分かった方、いらっしゃいますかな?
【答え】イギリスのロンドン (1863年)
いやー、なんだかんだ言ってもさすがは大英帝国ですな。
世界で最初に地下に穴掘って電車走らせちゃうんだから。
では次、第二問!
「アメリカで最初に地下鉄が開通したのはどこでしょうか?」
さあ、これは分かるでしょうか?
….って、こんなブログに書いてるんだから、答えはボストンに決まってんじゃんね !
そうです、ボストンなんですよ。
ボストンに数多くある「アメリカで最初に作られたモノ自慢」のひとつがこの地下鉄でして、オープンしたのは1897年。
世界最初のロンドンに遅れること34年です。
1897年と言えば、日本は明治30年。
漫才師の花菱アチャコが生まれた年でもあるんですが、誰もピンと来ないでしょうから話を先に進めましょう。
当時は街中の大通りをトローリー電車が走っていましたが、これが交通渋滞の原因になってしまい、「んじゃー、地面の下に埋めちゃえ!」ということで地下鉄登場。
この時に誕生したモノが現在の「Green Line / グリーンライン」という地下鉄路線の原型です。
現在のボストンは地下鉄が4種類で、運営するのは MBTA(Massachusetts Bay Transportation Authority )という会社。
全線とも名前は「色」になっていて、
グリーンライン、レッドライン、ブルーライン、オレンジライン(色が無い💦)、の4つ。
実はもうひとつ、シルバーラインというのがありますが、これは電車ではなくバスです。
この中で、僕がボストンに来た当時から好きだったのが、今回の主役のグリーンラインです。
この電車、2両から4両編成の小さな車両が走る姿が実に可愛くて、街の中心部からちょっと離れると、そこから先は地上を走ります。
「チンチーーーン ♪」と可愛らしい鐘の音を鳴らしながら、煉瓦造りの住宅街を走る姿は実に可愛らしく、絵になります。
ちなみにこの写真の車両は30年以上前から使われている旧型車両ですが、なんとこれ、「近畿車両」という会社で作られた日本製です。
ヨーロッパ製の新型車両よりも故障が少なかったというから、さすがは日本の技術ですね!
続いて動画もいっちゃいましょうかね (^^)
こちらは新型車両で、Blookline / ブルックライン という街の地上を走っています。
では次回は、このグリーンラインとレッドラインを乗り継いで、「ハーバード大学からボストン市内への移動編」です!
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