修学旅行でボストンへGO ! ③【中高校生編 / 上】

ガイド奮闘記

さて、ちょっと間が空いてしましましてゴメンナサイ💧ですが、ボストン修学旅行のお話しの続きです。
今回は中学生+高校生編!

前回お伝えした小学生編では書きませんでしたが、僕は個人的に「小学生が修学旅行で海外に行くのはまだ時期が早い」気がしています。
もちろん、多感な幼少期に外国の空気に触れるのは間違いなく素晴らしい事ですが、それは中高生になってからでも十分だと思いますし、むしろその頃の方が積極的に問題意識をもって旅行に臨めて、実りも多いのではないかと感じるのですが。

そしてその中高生ですが、さすがに歴史や異文化に対する関心は小学生より高く、我々ガイドの説明に対しても強い手ごたえを感じさせられることが多いようです。
ただ、良くも悪くも各自の反応がハッキリしていて、真面目、不真面目の差が大きい、というのもまた事実。

ボストンの歴史ポイントの説明をしている最中にも、「その出来事って○○の事件とも関係あるんですか?」なんて疑問に思ったことを積極的に聞いてくる生徒がいるかと思えば、こちらの説明がちょっと止まると「あれ、終わっちゃったじゃん。もうネタが無ぇのかよ!」と、わざと聞こえるように言ってくる子もいて。
ちょっとムカッときたりもするw

しかしそのへんは生徒の学習意欲だけが原因ではなく、我々ガイドが彼らの関心を集め、強い興味をもって聞いてくれる様な話し方が出来ているかどうかという「ガイドの力量」にも責任はあるわけです。
だって、ただの「ガイドブックの棒読み」みたいな説明を延々とされたら、学習意欲の高い生徒だってイヤになっちゃうもんね。

まあでも、ボストンの街のど真ん中で歴史解説をしている時に「あー、早く家に帰ってジャンプ読みてえ … 」と言われたときには、さすがに膝から崩れ落ちそうになりましたけど 💧


さて、それでは例によって僕の印象に残っている「修学旅行の様子」をいくつか挙げてみましょうか。

名門大学生によるキャンパス案内

これはですねー、もうボストン修学旅行の最大級の人気プログラムといって良いのではないでしょうかね。
ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学をはじめとする超名門校の現役学生(大学生/大学院生)が、そのメインキャンパスを案内したり、ツアーによっては彼らの研究室の中まで案内してくれたりもします。
話の内容も大学の授業のカリキュラムや毎日の勉強について、また学生寮に住んでいる場合はその生活の細かい様子、そして卒業後の希望や予定についてなど、実に様々。

例えば、通常大学の「専攻」を英語では「Major (メイジャー)」といいますが、ハーバードではこれを「Concentrate (コンセントレイト)」と呼び、その専攻については深く学び、さらにその他いくつかの分野を広く学ぶという「深くと広くの二本立て」で学問を進めるのですが、そんな話を生徒たちは食い入るように聞いています。

案内役の学生たちはアメリカ人をはじめとする外国人であったり、または留学している日本人であったりしますが、いずれの場合も彼らを見る修学旅行生たちの眼の輝きが熱いから面白い!
「世界最難関大学」の学生が目の前で話をしてくれているわけですから、もう目が「💓💓」… になっちゃってて。
さらにそれがイケメン男子学生や美人系女子学生だったりするともう大変で、両目が「💓💓💓💓💓💓💓💓💓💓💓💓💓💓」← こんなんなっちゃってますがな。

そりゃそうだよね。大学受験を控えた彼らからすれば、ハーバードの学生なんか「雲の上の人」みたいなもの。熱くもなりますわ。
また、それが日本人の留学生(主に大学院生)である場合には、留学に至るまでの過程やバックグラウンド、そして何故アメリカに来ようと思ったのかという動機などを熱心に尋ねたりもしています。

もう我々ガイドたちとは全然態度が違うという … w

そしてツアーが終わり、そろそろお別れという段になると「一緒に記念撮影してくださーい!」の総攻撃。さらにはメールアドレスを聞いたり、Facebook のアクセス先を尋ねたり。
しかし小学生の時と同様、ここでも積極的にアプローチをしているのは割と女子生徒の方が多い様です (^^)


余談ですが(このブログは余談が多い💧)、僕自身も過去に何人かの生徒さんたちから留学や海外生活についての質問、相談を受けたことがあります。
そういう時には、一般的によく耳にする現地での情報に加えて自分自身の経験を、できるだけ具体的に分かりやすく説明するように努めてきました。

そういう若い人たちの好奇心、向上心って見ていて気持ち良いなと思いますし、なかには後日「有難うございました。やはり留学することを決心しました!」とメールをくれて、実際にアメリカの大学に留学した生徒さんもいました。

彼、彼女らの目にアメリカ生活はどう映ったのか、出来たら会って聞いてみたいものです (^^)

【続く】



(👇ポチって頂けると嬉しいです!)

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ ボストン情報へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました