「アメリカで運転してみた」シリーズを書いてる最中だけど、今回はちょっと寄り道を。
今年も来ましたハロウィーンのシーズン。
街中のあちこちでオレンジ色のカボチャのデコレーションやポスターが目につきます。
さてこのハロウィーン、日本で一般的になったのはいつ頃からなのだろう?
気が付いたら仮装してる人が目につくようになって、渋谷の大騒ぎなんかもニュースで取り上げられて。
色々な海外文化を取り入れることの好きな日本人。
例えば料理だって、あちこちの国のモノを「いくらか日本流にアレンジして」それを定着させてきた歴史がある。
クリスマスなんて、これが庶民の間でイベントとして広まったのが何と明治時代だそうで、キリスト教への信仰心が無い日本人に普及したきっかけは、やはり「クリスマス・ビジネス」。
バレンタインデーはちょっと時代が下って昭和30年代だというけど、これも元々の「男性が女性にお花を🌸」から「女性が男性へチョコレートを🍫」に変えて流行らせたあたり、日本人はアレンジの達人なのかもしれない。
だからハロウィーンが流行っても不思議でも何でもないのだけど。
そこでどうだろう。
どうせだったら年に数回なんてケチなことをいわず、もっともっと世界中のお祭りを取り入れまくって、年間を通して毎月あちこちで色々なイベントが行われる様にしたら面白いかもしれないと思うのだが。
商魂逞しい様々な企業に「仕掛け人」になってもらって、これに参加しなきゃ遅れてるぞ!とばかりに世間の皆様を煽って焚きつけてそそのかして w
たとえばこんなヤツ、ね 👇
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3月17日にはアイルランドの祭典「セントパトリックス・デー」
これはアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日であり、同国の祝祭日なのだけど、どーせ日本人はその起源なんて気にしないでしょう。
当日は日本でも街中をそのシンボルである「緑色のクローバー🍀」で飾って、服も帽子も緑色。
色々な企業さんにも協力してもらって、当日は「緑色の衣類を身に着けているとお店の商品やサービスが半額」に!
「アタシ、今日はブラとパンティーが緑だから半額にして!」
「では確認のために見せて下さい」
なんてね。
これこそ日本人には何の関係もないお祝い日だけど、クリスマスがこれだけ定着した日本なんだから意外とイケるんじゃないか?
少しづつ、流行りもの好きで自慢好きな連中から徐々に広まって、そのうち「この時期は緑色を着てなきゃ恥ずかしい」なんてなったらしめたもの。ソレ系の商品がバカスカ売れます!
でも、同じ3月にある「復活祭 / イースター」が流行っちゃったらちょっと考えモノ。
イースターのシンボルはウサギなんだけど、特に若い連中が「復活だか何だか知らねーけど、ウサギちゃん可愛い!💖」とか言ってペットショップでバカ売れしちゃって。んで飽きっぽいから年末あたりには街中野良ウサギだらけ!なんてことになったら可哀そうだ。
…. って、ならねーか (^^);
7月には思いっきりワイルドな、スペインの「牛追い祭り (サン・フェルミン祭)」
若くて無駄にエネルギー有り余っている様な連中は、ハロウィーンの渋谷でトラックなんかひっくり返してないで是非こちらにご参加頂きたい。
毎年死傷者が出るこのイベントは、元々は「闘牛場へ牛を運ぶ」作業から始まったとか。
できれば渋谷の交差点あたりを歩行者天国にして開催したいところだが、それが無理なら国立競技場でもいいや。
暴れたい盛りの腕自慢、力自慢、喧嘩自慢たちを一万人くらい集めて、そこに体重数百キロの猛牛を百頭くらい放って、さあ開始!!
次から次へと刺すわ、潰すわ、跳ね飛ばすわ、の大騒ぎ \(^o^)/
本場の「牛追い」はわずか数分間で終わるそうだけど、せっかく日本で開催させて頂くのだから、どうせなら一時間くらいはやってみたらどうだろうか。
競技が終わって無事だった人には松坂牛を、負傷しても生き残った人にはパックの牛乳でも差し上げて、亡くなられた方にはご冥福をお祈りする …. というアフターケアで大会を締めくくる、と。
ん~、だんだん筆が走ってきちゃって、なに書いてるんだ?俺は。
翌月の8月には、同じくスペインの「トマト祭り」
バレンシア地方で行われるこのトマト祭り、写真で見てもまあ凄いですね!
老若男女が全身まっ赤っ赤!!
ちょっと版権フリーの写真が見つからないので、良かったらご自身でググって観て下さいな。
さすがは情熱の国 💖 ちょっと、まあ呆れるほどのバカ騒ぎぶりです。
これはまあ、牛追い祭りみたいな怪我をする心配も無さそうだし、日本でもやってやれない事は無いんじゃないかな、と。
しかし終わった後の始末を考えると、それ用の会場を用意して、例えば大きな屋外プールで水着着用で行う … といった形になっちゃうか。
それと、「食べ物を粗末にするのはけしからん!」というクレームが凄いことになりそうですな。
やっぱり無理か💧
そういえば余談ですが、「お祭り」でひとつ思い出した。
今から十数年前、日本から来るお客さんをボストンのローガン国際空港へお迎えに行ったら、そのお客さんというのが日本テレビの『イッテQ』のロケでやって来た、お祭り男の宮川大輔サンでした。
残念ながら天候の関係でロケは全てキャンセルになったのだけど、お蔭で(と言っては申し訳ないけど💧)3日間ずーっと一緒にいて、面白いお話を聞かせて頂く幸せに預かって。
車を走らせながら、あの「すべらない話」にも出てくる爆笑ネタの数々を、生で真横でお話ししてもらったのは幸せでした \(^o^)/
さて、本当はもうちょっと「世界の色々なお祭りの輸入」について書いてみたかったのですけど、なんだか疲れちゃったので今日はこの辺で。
いつもいつもご愛読ありがとうございます!
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