「アメリカで運転してみた」というタイトルなのに、運転よりも維持費のお話しになっちゃってますが💦 もうひとつ書いておきたいことがありますのでご容赦を。
「アメリカの駐車事情」です。
日本で車を購入するときに必ず準備しなくてはいけないモノに「車庫証明」がありますね。
これは自宅なり契約駐車場なりに「ちゃんと車を停める場所を確保してありますよ!」という登録ですが … 。
これについては、帰国して初めて車を買った時にビックリさせられたわ。
だって、申請した通りの駐車スペースが本当に用意されているかどうかを警察が調べに来るんだもん。
お巡りさんがホントにわざわざ来るんだ!?
で、所有する車両がその駐車スペースに本当に入り切るかどうか、縦、横、高さをメジャーで測っていくんだよね。
いやー、ご苦労様です!
さて、その点についてボストンではどうであるかと申しますと、
車庫証明、ございません。
自宅に駐車スペースがある場合はそこに停めますが、それを登録する必要は無し!
そしてそういうスペースを持たない場合は何処に停めるのかと申しますと、
なんと路上に停めてしまいます (^^);
だから一般道には、その両側(あるいは片側)にずら~~~っと車が停めてあるのが普通。
まあその分道幅は広く作られているのですが。
そんなことして良いの?って思うでしょ。
これが良いんですよ、条件さえ守れば。
つまり「停めて良いところなら停めて良い」という、何だか当たり前のこと書いてますが💦
まあそーゆーことなんです。
では何処なら停めて良いのか?といいますと、基本的には以下の場所になります。
その1「住人専用駐車」
「Resident Permit Parking Only (住人登録車両専用)」という標識が立っている場所のことで、ここに停めれるのは居住地の市役所で発行された「居住証明ステッカー」を車のリアウィンドウに貼っている車両のみです。
「この地域に住んでいる人だけですよ!」ということですね。
これを貼っていない、もしくは他の地区のステッカーを貼っている車が停まっていると、駐車違反キップ(Parking Violation)をもらってしまいます。
ワタシも頂いたことがございます💧
その2「2時間限定駐車」
2時間(場所によっては4時間なども)に限って駐車が出来るスペースのことで、これも標識に「Parking2Hour Limit」と書いてあります。
ここにそれ以上の時間停めておくと、これまた違反キップのプレゼントが。
そして面白いことに、このスペースは夜間に関しては停め放題です。
つまり標識に「2時間限定 / 午前8時~午後6時」と書いてあれば、それ以外の時間帯は停めっぱなしでオーケー!
しかも、その「夜間停め放題」の前後に「2時間限定」をプラスすれば、午後6時の2時間前から、午前8時の2時間後まで停めて良いことになります。
つまり夕方の4時から朝の10時まで停めておける訳です。
解りにくい?
👇こんな感じ~!👇
4pm ←2時間駐車→ 6pm ←夜間停め放題→8pm←2時間駐車 → 10am
この時間帯には停めておけるし、それ以外の昼の時間帯は別の場所に停めれば良い訳です。
もちろんワタシはここでの駐車違反キップも頂いたことがございます💧💧
その3「パーキングメーター」
これは日本でも見かけるモノですねー。
でもアメリカではそれこそ、そこら中にこれが設置されていて、連続で停めれるのは2時間までです(稀に4時間もありますが)。
そしてこれもまた「夜間は停め放題」がほとんどで、上記の「2時間限定駐車」同様に夕方から朝まで停めておくことが出来ます。
そして支払い方法ですが、以前には長い間コイン投入式でしたが、現在ではコイン+クレジットカード式が主流になりました。
しかしこのパーキングメーターではよく失敗したなあ …💧
「あっ!!」と気付くともう2時間を越えていて、慌てて車に戻ったら、目にも鮮やかなオレンジ色の駐車違反キップがワイパーに挟まれている …. という。
時には、停めはしたものの小銭が無くて、隣のコンビニに両替に行って戻ってきたらもう「駐車料金未払い」のキップが。
おい!たった3分だぞ!! (><)
でもね、実はこの駐車違反取り締まりの人たちには親切にしてもらったこともあって。
ある時、やはりメーターに入れるコインが無くて困ったことがありました。
せっかく見つけたメーターだからもう移動したくないし、かといって遠くにある店まで両替に行ってたらその間にまたチケット切られかねないし。
そこへ見回りにやって来た取り締まりの係員。
60代くらいのオジサンだったと記憶しています。
どうしたのか?と聞くので訳を話すと、「心配ないよ!」といってポケットから25セント硬貨を一枚出し、それをメーターに入れてから「さあ、今のうちに小銭を用意しておいで」といって去って行きました。
ビックリして、ただ「有難うございます!」を繰り返す僕に片手をあげて応えてくれたけど、あれは忘れられない思い出だな。
いつも「容赦なく違反キップを切る人たち」だとしか思っていなかったからね~ (^^);
ちなみにこの駐車違反取り締まりは、日本の様に警察が行うのではなく、専門の業者が担当しています。
【続く】
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【写真 / 情報提供】 Satoru Nakagawa ( Tokyo Tramps )
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